『洛中洛外』『赤毛のアン』の原画展を開催中の
「森の中の家 安野光雅館」(京都府京丹後市久美浜町谷764 和久傳ノ森)に行ってきました♪
京丹後市は初めてです。
電車も検討しましたが、うちからは交通の便があまりよくなかったため、車で行きました。
無料駐車場が完備されています。
駐車場がいっぱいで停められないという心配は、恐らくないでしょう。
京都府以外のナンバープレートも、ちらほら見られました。
遠くからも来られているようです。
駐車場から、50~60m歩くとこちらに到着。
中に入ります。
大変よいお天氣でした♪
右の建物が安野光雅館だと思われますので、そちらへ行きます。
こちらを進んでいくと・・・
ずっと行きたくて、やっと来ました!
中に入ってチケットを購入しました。
その時受け取ったもの
①チラシ
②パンフレット
安野さんのイラストが可愛いです♪
③お茶
安野さんのイラスト付き♪
京丹後市産 桑葉のお茶です。
もったいなくて、まだ飲んでいません😅
また飲みます。
④チケット
こちらも安野さんのイラスト付き♪
木の質感がリアルです。
展示室へ進みます。
展示室に入ってわりとすぐに、チラシのこちらの作品がありました。
大好きな『赤毛のアン』の原画を観ることが目的だったので、『洛中洛外』は大きくは注目していなかったのですが、こちらの作品を一目観たら一氣に引き込まれました。
タイトルは「祇園祭」です。
祇園祭には行ったことがないのですが、作品を観たらお祭りのにぎやかな音が聴こえてきました。
人々の活氣を感じました。
お祭りのウキウキ感を感じました。
お祭り特有の非日常の華やかさなど、いろいろなものが自分の中を駆け巡りました。
それら全てを一瞬で感じました。
生き生きとしたお祭りをしっかり感じました。
「祇園祭」は、『洛中洛外』春夏編の表紙にも使われています。
チラシや本の表紙にも選ばれるだけあって、パワーみなぎる作品でした。
この作品の原画の持つパワーに圧倒されました。
いつも思いますが、印刷してあるものとは全然違いました。
色鮮やかで、エネルギーがあって、命がありました。
原画を観るまでは、ここまでの作品だとは思っていなかったです。
素晴らしかったです。
何度も鑑賞しました。
2階に上がり、いよいよ『赤毛のアン』の鑑賞です。
こちらの本の挿絵の原画です。
挿絵の原画を全て展示しているわけではありませんでしたが、7~8割くらい展示していたのではないでしょうか。
不確かですが。
表紙の原画もあり、観た時にあるものがないことに氣が付きました。
赤毛のアンの原題は『 Anne of Green Gables』ですが、
原画は「of」が描かれていなかったのです。
あれ?と思い、同じフロアに展示してあった『赤毛のアン』の本の表紙を確認すると、「of」が描かれていました。
安野さんが制作された時は「of」がなかったのですね。
しかし表紙になったので、原題にある「of」を加えた。
本の中の挿絵なら「of」がなくても良いと思いますが、表紙なので付け加えたのですね。
そのような発見も楽しかったです。
わたしは、「of」の文字は一体誰が描いたのだろうかということも氣になりました。
安野さんなのか、出版社の関係者なのか。
安野さんなら「of」を付け加えた原画があってもよい氣もするし・・・。
かといって、第三者が安野さんの作品に手を加えるとも思えないし・・・。
謎です。
わかりません。
しかし、安野さんが「of」のない作品を制作されたのなら、原画に手を加えず、安野さんが描かれたままになっているところがいいなと思いました。
ポストカードはこうなっています。
安野さんの原画どおり、「of」がありません。
安野ファンとしては、原画と同じで嬉しいです♪
『洛中洛外』や『赤毛のアン』以外の作品も少しありました。
それらも見ごたえがありました。
鑑賞後に『赤毛のアン』のポストカードを購入すると、こちらの袋に入れてくれました。
安野さんのイラストが可愛いです♪
赤毛のアンを中心に原画を満喫でき、京丹後まで来た甲斐がありました。
原画を観ることでわかる、新たな発見がいろいろとあり楽しかったです。
3か月単位で作品が入れ替わるようなので、また行きたいなと思いました。
安野さん、素晴らしい作品をありがとうございました😊