岡山県立美術館で、展覧会「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦」を鑑賞後
すぐ南にあるRSKに徒歩移動しました。
⇩ 徒歩1分
岡山出身のわたしにとっては、RSKは岡山市民会館のすぐそばという認識でしたが、2021年にこちらに移転しました。
隣の岡山県立美術館へは何度か来ているけれど、以前ここに何があったのか全く思い出せず調べてみました。
岡山市立岡山後楽園中学校・高等学校があったようです。
そういえばそうでした。
岡山市立岡山後楽園中学校・高等学校は、旧・岡山市立南方小学校跡地へ移転したようです。
関西に嫁いで20年以上たちますが、時代の流れを感じます。
いろいろ変わっていっていますね。
(ローカル過ぎる話題で失礼しました😅)
今回RSKにやって来たのは、こちらの作品を観るためです。
躍進(陶、1972年)
岡山県の民放である山陽放送(現在のRSK山陽放送)の依頼で山陽新幹線岡山駅開業の際に制作された陶板壁画。
「山陽放送の広告」という名目で設置され長年待ち合わせ場所として親しまれた。
2019年に撤去され、整備の後2020年に竣工した山陽放送新社屋に移設された。
(出典: Wikipedia)
子どもの頃から岡山駅で何度も見てきましたが、当時は岡本太郎さんのことはよくわかっていませんでした。
意識して見たこともなかったと思います。
今考えると、とっても贅沢なことだったのですね。
振り返ってみると、わたしが初めて触れた岡本太郎作品になります。
岡山駅から撤去された時は残念に思いましたが、こうして再び鑑賞できて嬉しいです。
元々RSKの依頼で制作されたのなら、RSKにあるのが自然かもしれませんね。
『躍進』は屋内設置ではなく、RSK前面の道路からもよく見え、いつでも誰でも鑑賞できる場所にあります。
大変有難いです。
『躍進』というタイトルがついているだけあり、躍動感があり、色も鮮やかで、生き生きしている印象を受けました。
通常の絵画だと経年劣化するので、修復したりしますが、『躍進』は50年前の作品なのに、作品の劣化が全く感じられなかったです。
メンテナンスのせいなのか、陶板だからなのか、素人のわたしにはわかりませんが、今も瑞々しく、エネルギーを感じます。
鑑賞させていただき、ありがとうございました😊