芸術探訪の旅⑲になります。
①はこちらです。
ベルギーの首都ブリュッセルにあるマグリット美術館にやって来ました。
René Magritte
1898年11月21日-1967年8月15日
ベルギー・レシーヌ生まれ
シュルレアリスムを代表する画家のひとり
今までマグリットについて特に注目してませんでしたが、今回ベルギーを旅するにあたり、大好きだったこちら絵との再会がありました。
わたしが中学生の時、中学校の美術の教科書のこの絵を観て、一瞬で虜になりました。
好き過ぎて、美術の時間にこの絵を模写した思い出があります。
それ以降は目にすることはなく、ずっと記憶の中にだけあり、タイトルも誰が描いたかも全く覚えていませんでしたが、今回 旅行前にマグリットの画集を観ていた時、あの絵はマグリットだったのではないかとふと思いました。
調べてみると、案の定マグリットでした。
(ルネ・マグリット『心の琴線』1960年 The Heartstring 114×146cm)
思いがけない出逢いで、大変嬉しかったです。
マグリット美術館はベルギー王立美術館の一つで、ツアーでベルギー王立美術館へ行く予定になっていたので、マグリット美術館へも行くのかなと期待していました。
(ベルギー王立美術館:古典美術館、世紀末美術館、マグリット美術館、現代美術館など6館から構成)
マグリット美術館には大好きな『心の琴線』はありませんが、中学生のわたしの心を鷲掴みにしたマグリットの、そのほかの作品もこの機会に是非観てみたいと思っていました。
しかし、残念ながらマグリット美術館へは行かないということが現地で判明しました。
そのためベルギー王立美術館(古典美術館)滞在の時間を使い、個人的に来館しました。
場所はベルギー王立美術館(古典美術館)の隣なので、歩いて行けます。
ツアーで来館する美術館は入場券はツアー代金に含まれているので、自分でチケットを購入する必要はありません。
唯一ここで、自分でチケットを購入しました。
10ユーロでした。(当時で約1600円)
ちょっと不気味に見える作品も多い。
印象派っぽいなと思いながら鑑賞。
グラスの中にキリンが!😲
巨大りんご?
雲の作品を観ると、『心の琴線』と重なります😆
昼と夜が1枚の作品に。
最後に美術館のショップで『心の琴線』のポストカードを購入しました。
ずっと欲しかったので、購入でき嬉しかったです😍
このあとの街の散策でも、マグリットの存在が至る所で感じられました。
建物の壁にマグリットが!
巨大りんごの乗った建物がマグリット美術館🍏
青い空と白い雲が、観たばかりのマグリットの作品と重なる。
またもマグリットの作品が!
奥に巨大りんごが見える。
ここにもマグリット!
街にもマグリットのショップが。
マグリット美術館ではあまり時間がなかったので、ゆっくりは観られませんでしたが、それでも来館できて良かったです。
『心の琴線』は観られなくても、雲やグラスの絵を観ることができ、なんとなく観れたような氣になりました。
嬉しかったです。
出逢いに感謝です😊
⑳に続く!
🎨東京・オランダ・ベルギー芸術探訪の旅🎨
<東京編>
<オランダ編>⑥~⑭㉓
<ベルギー編>⑮~㉒
⑰ノートルダム大聖堂~『フランダースの犬』のネロが観たかった絵を鑑賞
㉓オランダ・スキポール空港内の無料美術館!アムステルダム国立美術館 分館
<番外編>
ゴッホ『夜のカフェテラス』『アルルの跳ね橋』が日本にやって来る!