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芸術探訪の旅⑪オランダ・クレラーミュラー美術館【後編】

芸術探訪の旅⑪になります。

①はこちらです。

 

今回は、クレラーミュラー美術館【後編】です。

【前編】はこちら

 

待ちに待った郵便夫ジョゼフ・ルーランとの対面です!

フィンセント・ファン・ゴッホ『郵便夫ジョゼフ・ルーラン』1889年

この色遣いがたまらなく好きです😆

背景が緑でお花柄だなんて、なんて可愛いのでしょう!

大好きな作品です。

 

フィンセント・ファン・ゴッホルーラン夫人ゆりかごを揺らす女』1889年

 

ご夫婦のようです♪

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『4本の切ったひまわり』1887年

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『リンゴのかごのある静物』1887年

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『夜のプロヴァンスの田舎道』1890年

(拡大)

 

『夜のプロヴァンスの田舎道』は2年前に東京都美術館ゴッホ展で鑑賞しました。

 

サブタイトルにヘレーネとありますが、ヘレーネというのはクレラーミュラー美術館を設立したヘレーネ・クレラー=ミュラーのことです。

2年前のゴッホ展はクレラーミュラー美術館から来た作品で構成された特別展でした。

 

当時の作品リストによりますと、68作品が展示され、所蔵の内訳は

クレラーミュラー美術館:64作品

ゴッホ美術館:4作品

でした。

 

全てオランダからやって来ていたのですね。

 

そこでは『夜のプロヴァンスの田舎道』は展示作品の大トリ的存在で、一番最後に展示してあったように記憶しています。

作品の前には人がごった返していました。

間違いなくスターでした。

 

それがクレラーミュラー美術館では展示作品の一つという感じで、特にスター感はなく、前に観た時とのギャップをすごく感じました。

 

ここではスター作品が多数あるので、そうなってしまうんですね。

 

地元ではスター的存在で目立ってたけど、芸能界に入ったらスターだらけで、埋もれてしまうみたいな。

例えが微妙ですみません😅

 

とは言ったものの、『夜のプロヴァンスの田舎道』は素晴らしい作品です。

再会でき嬉しかったです♪

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『サン=レミの療養院の庭』1889年

色合いが素敵~😍

こちらも2年前のゴッホ展で鑑賞しています。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『風車のあるモンマルトルの眺め』1886年

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『寝そべる裸婦』1887年


ゴッホのヌード画は珍しいなと思いました。

確かデッサンはあったと思いますが、油彩は初めて観たかも。

 

 

クレラーミュラー美術館はゴッホ以外の作品も多数あります。

一部をご紹介します。

 

ピカソです。

パブロ・ルイス・ピカソ『​バイオリン』​1911-1912年​

 

ピサロ

カミーユピサロ『2月、日の出、バザンクール』1893年

(拡大)

優しい色遣いが好きです💖

 

この作品も、2年前のゴッホ展で鑑賞しているようです。

作品リストを見て、知りました。

 

当時写真撮影NGだったので、強烈なインパクトがない限り、何を観たか覚えていないんですよね・・・。悲しいことに・・・😅

 

ルノワール

ピエール=オーギュスト・ルノワール『サーカスのクラウン』1868年

ルノワールって女性を多く描いているイメージだったので、こういう作品もあるんだと意外でした。

これはインパクトがすごいので、忘れそうにありません。

 

 

鑑賞後は建物の外に出ました。

雨が上がって晴れ間が覗き、氣分も上がりました。

(ここに来るまでは雨でした)

 

時間があれば、ゆっくり散策するととても氣持ちが良いと思います。

ほんの少しの時間でも気持ち良かったです😊

 

 

念願のクレラーミュラー美術館に来ることができ、大変満足しました。

ご縁をいただき、感謝します。

 

現在、東京・新宿で開催されているゴッホ展(SOMPO美術館)に、クレラーミュラー美術館からたくさんの作品が来ています。(2024年1月21日まで)

オランダまで行かなくても鑑賞することができますので、おすすめです😊

 

⑫へ続く!

 

🎨東京・オランダ・ベルギー芸術探訪の旅🎨

①旅の概要

<東京編>

②SOMPO美術館~ゴッホと静物画

岡本太郎記念館

④下北沢【カフェ】ラ・パレット

⑤蒲田【喫茶店】チェリー

<オランダ編>⑥~⑭㉓

⑥いざ!オランダへ!

⑦ゴッホ美術館

⑧アムステルダム国立美術館

ザーンセスカンス風車村

⑩クレラーミュラー美術館【前編】

⑪クレラーミュラー美術館【後編】

⑫マウリッツハイス美術館~真珠の耳飾りの少女

⑬デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン

⑭オランダでの食事とホテル

<ベルギー編>⑮~㉒

⑮ブルージュ観光

⑯アントワープ散策~『フランダースの犬』の舞台

⑰ノートルダム大聖堂~『フランダースの犬』のネロが観たかった絵を鑑賞

⑱ゲント『神秘の子羊』で有名な聖バーフ大聖堂

⑲マグリット美術館

⑳ベルギー王立美術館

㉑ブリュッセル観光 

㉒ベルギーでの食事とホテル

㉓オランダ・スキポール空港内の無料美術館!アムステルダム国立美術館 分館

㉔旅を終えて

<番外編>

ゴッホ『夜のカフェテラス』『アルルの跳ね橋』が日本にやって来る!