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芸術探訪の旅⑩オランダ・クレラーミュラー美術館【前編】

芸術探訪の旅⑩になります。

①はこちらです。

 

オランダ・オッテルローにあるクレラーミュラー美術館にやって来ました。

ゴッホの作品所蔵数が世界第2位ということで、是非とも来たかった美術館です。

(第1位はアムステルダムゴッホ美術館)

このためにこのツアーに参加したという、今回の旅の大本命の美術館です。

 

自力で来る場合は、アムステルダムから電車に乗りバスに乗り換え、もう一度バスを乗り換えて、やっと来ることができます。

ろくに英語が話せないわたしには、2度の乗り換えはハードルが高く、是非行きたいけれどもどうしようかと悩んでいたところ、今回のツアーを見つけました。

 

ツアーのバスで簡単にやって来ることができました。

有難い😆

 

バスを降りて美術館まで歩く途中、こちらののぼりを見てテンション爆上がり⤴

左から二つ目ののぼりの「郵便夫」の方とも、もうすぐ会えるのね~😍

 

着きました!

 

クレラーミュラー美術館はデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内にあり、緑が溢れています。

 

では、待ちに待ったゴッホ作品です。

こちらも撮影OKでした。

 

夜のカフェテラス

フィンセント・ファン・ゴッホ夜のカフェテラス1888年

 

アルルの跳ね橋~😆

フィンセント・ファン・ゴッホ『アルルの跳ね橋』1888年

 

(上の2作品は2026年2027年に来日するそうです!)

 

花咲く桃の木も楽しみにしてました!

フィンセント・ファン・ゴッホ『花咲く桃の木』1888年

 

ゴッホ美術館にもあります。

左:ゴッホ美術館 右:クレラーミュラー美術館

並べてみると違いますね。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『糸杉と二人の女性』1889-90年

(拡大)

近寄って観ると、ゴッホの筆遣いを確認できます。

ゴッホの存在を感じ、ゴッホの命を感じる瞬間です。

命を感じた時、わたしの命も震えます。

心から感動します。

 

今は亡きゴッホの命を時空を超えて感じることができるのは、すごいことだと思います。

レプリカでは感じられないでしょう。

 

レプリカで思い出すのは、昔 観たダビデ像のこと。

ミケランジェロ・ブオナローティダビデ像』1501-1504年 アカデミア美術館

  (出典: Wikipedia

 

昔イタリアで、ダビデ像を観に行くことになりました。

美術館に向かう途中、偶然レプリカのダビデ像を見ることができました。

広場にあり大きさもそれなりにあって、レプリカとは思えないほど素晴らしく、本物を観なくてもこれで十分だと思いました。

 

そのあと美術館に到着し、本物と対面しました。

もう圧倒されました。

 

レプリカで満足したわたしは何だったんだろうと思いました。

全然違いました。

すごく感動しました。

 

ミケランジェロの魂が入っていたからでしょうか。

 

美術品に限らず、本物とレプリカはやはり別物ですね。

レプリカのダビデ像も、本物を知らなければそれなりに素晴らしいものでした。

しかし本物を観ると、レプリカはレプリカでした。

本物と同等ではなかった。

当たり前ですね。

魂を込めて創ったものとコピーが同じなんてことはないですよね。

 

さて、ゴッホに戻りまして・・・

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『コーヒー挽き、パイプ入れと水差しのある静物1884年

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『機織る人、正面から』1884年

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『ジャガイモを植える農夫たち』1884年

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『ジャガイモを食べる人々』1885年


『ジャガイモを食べる人々』もゴッホ美術館にもあります。

左:ゴッホ美術館 右:クレラーミュラー美術館

 

少し暗くて見えづらいですが、構図はほぼ同じかな。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ『白い帽子をかぶった農婦の顔』1885年

 

長くなりましたので、続きは次回に。

⑪【後編】に続く!

 

🎨東京・オランダ・ベルギー芸術探訪の旅🎨

①旅の概要

<東京編>

②SOMPO美術館~ゴッホと静物画

岡本太郎記念館

④下北沢【カフェ】ラ・パレット

⑤蒲田【喫茶店】チェリー

<オランダ編>⑥~⑭㉓

⑥いざ!オランダへ!

⑦ゴッホ美術館

⑧アムステルダム国立美術館

ザーンセスカンス風車村

⑩クレラーミュラー美術館【前編】

⑪クレラーミュラー美術館【後編】

⑫マウリッツハイス美術館~真珠の耳飾りの少女

⑬デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン

⑭オランダでの食事とホテル

<ベルギー編>⑮~㉒

⑮ブルージュ観光

⑯アントワープ散策~『フランダースの犬』の舞台

⑰ノートルダム大聖堂~『フランダースの犬』のネロが観たかった絵を鑑賞

⑱ゲント『神秘の子羊』で有名な聖バーフ大聖堂

⑲マグリット美術館

⑳ベルギー王立美術館

㉑ブリュッセル観光 

㉒ベルギーでの食事とホテル

㉓オランダ・スキポール空港内の無料美術館!アムステルダム国立美術館 分館

㉔旅を終えて

<番外編>

ゴッホ『夜のカフェテラス』『アルルの跳ね橋』が日本にやって来る!