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芸術探訪の旅⑧オランダ・アムステルダム国立美術館

芸術探訪の旅⑧になります。

①はこちらです。

 

ゴッホ美術館の後、歩いてすぐのアムステルダム国立美術館にやって来ました。

 

前回のアムステルダム訪問時、隣のゴッホ美術館まで来ておきながら、こちらは来ませんでした。

初来館になります。

 

こちらにはレンブラントの代表作である『夜警』やフェルメールの作品があります。

それ以外の画家の作品もたくさんありますが、旅行会社のツアーで時間が限られているためレンブラントフェルメールの作品を中心に鑑賞しました。

 

まずはレンブラントから。

 

レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン

(Rembrandt Harmenszoon van Rijn オランダ語

1606年7月15日-1669年10月4日

ネーデルラント連邦共和国(現・オランダ王国)の画家。

レンブラント(Rembrandt)の通称で広く知られ、大画面と、光と影の明暗を明確にする技法を得意とした。

(出典: Wikipedia

 

レンブラント・ファン・レイン「夜警」1642年

『夜警』は只今、修復作業が行われており、ガラスに囲まれています。

それでも鑑賞することができ、良かったです。

(『夜警』のサイズ: 縦3m63cm、横4m37cm)

 

 

『夜警』は、アムステルダム市庁舎に移る際にそこに収まらなかったため切り取られた部分があるのですが、その部分を含めたオリジナル構図の作品(レンブラントの作品ではない)もありました。

左端の人が二人ほど加わっています。

オリジナル構図を観られて良かったです。

 

自画像です。

レンブラント・ファン・レイン『使徒パウロに扮した自画像』1661年

55歳くらいですかね。

 

若い時の自画像もありました。

22歳くらいかな。

レンブラント・ファン・レイン『自画像』1628年

 

こちらも同じ年に描かれていますね。

レンブラント・ファン・レイン『自画像』1628年

 

ここからは自画像ではない作品です。

レンブラント・ファン・レイン『Marten Soolmans の肖像』1634年

レンブラント・ファン・レイン『Oopjen Coppit の肖像』1634年

ご夫婦です。
レースが見事に描かれており、驚きました!

洋服の質感なども感じ取ることができます。

 

もうほんとにすごかったです。

 

ちなみにレースは当時、富と権力の象徴だったそうです。

 

このご夫婦の2作品についての参考記事

www.art-annual.jp

 

レンブラント・ファン・レイン『ユダヤの花嫁(イサクとリベカ)』1665-69年頃

 

レンブラント・ファン・レイン『ヨハネス・ウーテンボハールトの肖像』1633年

 

レンブラント・ファン・レイン『マリア・トリップの肖像』1639年

 

レンブラント・ファン・レイン『カプチン派修道士の姿をしたティトゥス』1660年

 

 

 

続きまして、フェルメールです。

 

ヨハネス・フェルメール

Johannes Vermeer オランダ語

1632年10月31日?-1675年12月15日?

ネーデルランド連邦共和国(オランダ)の画家で、バロック期を代表する画家の1人である。映像のような写実的な手法と綿密な空間構成そして光による巧みな質感表現を特徴とする。フェルメール(Vermeer)の通称で広く知られる。

(出典: Wikipedia

 

レンブラントは大きなサイズの作品がたくさんありましたが、それに比べフェルメールの作品はコンパクトな印象です。

 

またフェルメールは現存する作品点数が非常に少なく、35点前後のようです。

 

ヨハネス・フェルメール『青衣の女』1663年

 

ヨハネス・フェルメール『牛乳を注ぐ女』1660年

 

ヨハネス・フェルメール『小路』1658年

 

ヨハネス・フェルメール『恋文』1669-1670年頃

 

今回国立美術館では、フェルメール作品が他の美術館へ貸し出されることなく、所蔵する作品を全て観ることができたのでラッキーでした。

 

最後にゴッホの作品を。

 

アムステルダムで滞在したホテルに国立美術館ゴッホの自画像のパネルが飾ってありましたが、本物と対面することができました。

 

<ホテルのパネル>

 

<本物>

フィンセント・ファン・ゴッホ『自画像』1887年

 

隣のゴッホ美術館には相当な数のゴッホ作品がありますが、国立美術館はおそらくこの1点のみではないかと思います。

観たかったので、観られて良かったです。

 

今回初めて国立美術館に来館し、大変満足しました。

レンブラントフェルメールなど今まで特に注目していなかったのですが、本物を観ると、人々を魅了し続けている理由がよくわかりました。

素晴らしかったです。

 

 

ツアーでは、特に興味がなかったところも組み込まれていたりしますが、それもまた良いものだと感じます。

世界が広がっていいですね。

 

ありがとうございました😊

 

⑨へ続く!

 

🎨東京・オランダ・ベルギー芸術探訪の旅🎨

①旅の概要

<東京編>

②SOMPO美術館~ゴッホと静物画

岡本太郎記念館

④下北沢【カフェ】ラ・パレット

⑤蒲田【喫茶店】チェリー

<オランダ編>⑥~⑭㉓

⑥いざ!オランダへ!

⑦ゴッホ美術館

⑧アムステルダム国立美術館

ザーンセスカンス風車村

⑩クレラーミュラー美術館【前編】

⑪クレラーミュラー美術館【後編】

⑫マウリッツハイス美術館~真珠の耳飾りの少女

⑬デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン

⑭オランダでの食事とホテル

<ベルギー編>⑮~㉒

⑮ブルージュ観光

⑯アントワープ散策~『フランダースの犬』の舞台

⑰ノートルダム大聖堂~『フランダースの犬』のネロが観たかった絵を鑑賞

⑱ゲント『神秘の子羊』で有名な聖バーフ大聖堂

⑲マグリット美術館

⑳ベルギー王立美術館

㉑ブリュッセル観光 

㉒ベルギーでの食事とホテル

㉓オランダ・スキポール空港内の無料美術館!アムステルダム国立美術館 分館

㉔旅を終えて

<番外編>

ゴッホ『夜のカフェテラス』『アルルの跳ね橋』が日本にやって来る!