前回の続きになります。
上野の森美術館(東京都台東区上野公園 1-2)でモネ展を鑑賞後、5分ほど歩いて国立西洋美術館へ移動しました。
東京都台東区上野公園7番7号
こちらの常設展はわたしの好きな印象派の作品も多く展示されていて、大好きな美術館です。
企画展も開催中でしたが、今回は常設展のみ鑑賞しました。
<常設展の入場料>
一般500円
大学生250円(大学によっては無料)
高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料
素晴らしい内容にもかかわらず、激安です。
モネ展(東京)が3000円だったので、なおさらお安く感じてしまいます。
入場して、まず目にするのがこちら。
「国立西洋美術館と松方コレクション」について
(以下は公式サイトより)
国立西洋美術館は1959(昭和34)年、フランス政府から日本へ寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するために設立されました。
株式会社川崎造船所(現川崎重工業株式会社)
初代社長 松方幸次郎
写真提供:川崎重工業株式会社「松方コレクション」を築いた松方幸次郎(慶応元年12月/1866年1月〜1950年)は、明治の元勲で総理大臣も務めた松方正義の三男です。旧制一高の前身である大学予備門からアメリカに留学して、エール大学で法律の博士号を取得し、ヨーロッパ遊学を経て帰国後、父親の秘書官などを務めましたが、神戸の川崎造船所の創業者である川崎正蔵に見込まれ、1896年(明治29)年、同社の初代社長に就任しました。一時は神戸新聞、神戸瓦斯などの社長も兼ね、神戸商業会議所の会頭や衆議院議員にもなった人物です。
松方幸次郎が美術品の収集を始めたのは、第一次大戦中のロンドン滞在時のことです。大戦により造船で多大な利益を上げた松方は、1916(大正5)年から約10年の間にたびたびヨーロッパを訪れては画廊に足を運び、絵画、彫刻から家具やタペストリーまで、膨大な数の美術品を買い集めました。現在は東京国立博物館が所蔵する、パリの宝石商アンリ・ヴェヴェールから買い受けた浮世絵コレクション約8千点を含め、彼が手に入れた作品の総数は1万点におよぶと言われます。しかし、松方が美術にこれほどの情熱を傾けたのは、自らの趣味のためではありませんでした。彼は自分の手で日本に美術館をつくり、若い画家たちに本物の西洋美術を見せてやろうという明治人らしい気概をもって、作品の収集にあたっていたのです。
松方さんのおかげで、素晴らしい作品と出逢うことができました。
ほんの一部ですが、ご紹介します。
<ルーベンス>
前の月にベルギーでルーベンスの作品を鑑賞したばかりだったので、興味深く鑑賞しました。
<ルノワール>
<モネ>
モネ作品も多くあり、モネ展の続きを観ている感じがしました。
モネ展にもあった『ウォータールー橋』ですが、こちらでも鑑賞できました。
モネ展の『ウォータールー橋』
左:モネ展 右:国立西洋美術館
モネ展の直後に来たため、「連作の情景」の続きとして楽しむことが出来ました♪
嬉しい😆
おすすめです!
<ロダン>
『考える人』でお馴染みのロダンの作品です。
常設展の途中で、こちらの企画展がありました。(2階)
<ミレイ>
1階に降り、再び常設展を鑑賞します。
<ゴッホ>
こちらで所蔵されている唯一のゴッホ作品です。
ゴッホも鑑賞でき嬉しいです♪
<ルノワール>
2階にもルノワール作品がありましたが、1階にもあります。
<藤田嗣治>
<ピカソ>
ピカソらしい作品ですね。
初展示作品です。
今回、初展示作品がところどころにありました。
国立西洋美術館・常設展は2度目でしたが、何度来館してもいいですね♪
かなり見応えがあります。
常設展は無料観覧日も設けているようです。
その日を利用して行ってみるのもいいですね。
上野にはたくさんの美術館があり、たまりませんね。
また近くに来た時は来館したいです😊