島根 津和野・山口・広島 一人旅シリーズ⑮になります。
旅の概要はこちらです😊
旅の3日目
前から行きたかった「ひろしま美術館」へ行きました。
ひろしま美術館へ行きたかった理由はシンプルです。
ゴッホの作品があるから。
日本でゴッホを所蔵している美術館は、そう多くありません。
また、ひろしま美術館では 現在特別展として
「風景画のはじまり コローから印象派へ」を開催中。
美術館は朝一派のわたしですが、今回もオープン前に到着しました。
朝一についての詳細はこちらです♪
オープン前なので、まだシャッターが下りています。
え?👀
シャッターに描かれているのは!
ゴッホではないですか!
この作品が観たかったのです!
そのために来ました!
シャッターに描かれていたのはこの作品だけ。
ひろしま美術館を代表する作品ということなのでしょうね。
大変貴重なものを拝見することができました。
オープン前に来て良かったです。
とても嬉しいです♪
テンションが上がりました。
その後シャッターが開き、オープンの時間に。
一番乗りで入場させていただきました。
順路としては、まず特別展「風景画のはじまり コローから印象派へ」を鑑賞します。
さらっと鑑賞しました。
氣になる作品はじっくり。
一番乗りで なおかつ わたしの鑑賞ペースが速いため、前後に人がいません。
前の人の鑑賞を待つことがないので、自分のペースで観ることができます。
これが朝一の醍醐味です。
本館に移動しました。
「愛とやすらぎ」をテーマに掲げたひろしま美術館の本館は、原爆ドームをイメージした丸いドーム型の展示室になっています。そして本館を取り巻く回廊は、厳島神社の回廊をイメージして造られました。いずれも世界遺産でもあり、広島を代表する建物をモティーフにしています。
この美術館は、“愛とやすらぎのために”をテーマに、構想10数年のもと、人々の希求に応える香り高い美の殿堂として誕生したのです。今日の広島の礎となられた原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願いがこめられています。
(ひろしま美術館公式HPより)
こちらの美術館に、いろいろな想いが込めらていることを知りました。
ここから歩いて約10分のところに原爆ドームがあります。
わたしは3年前に広島に来た時に、初めて原爆ドームを生で観ました。
それまで何十年も、テレビや新聞などで何度も何度も見てきましたが、本物は違いました。
写真のわたしも、わたしには違いないのですが、
やはりわたしに直接会わなければ、わたしという人間を知ることはできません。
それと同じでした。
本物と対面した時、原爆ドームが訴えてくるものを感じました。
原爆ドームの悲しみを感じました。
原爆の悲惨さを耳で何百回聴くよりも、原爆ドームを直接1回観たほうが悲惨さをより感じた氣がします。
もちろん、聴くことでしかわからないこともたくさんありますが、
「百聞は一見に如かず」です。
原爆ドームを遺した意味を、しみじみ感じました。
ひろしま美術館ですが、特別展は撮影不可ですが 本館は撮影可能でした。
著作権が切れているものはOKだそうです。
撮影できるのは嬉しいですね♪
SNS等への掲載も著作権が切れているものはしてもよいという確認をさせていただきました。
こちらの常設展、かなり見ごたえがありました。
ゴッホ以外にも、わたしが好きな作品がとてもたくさんありました。
わたしは印象派が特に好きなのですが、ルノアールやモネもあります。
また、ピカソやシャガール、マネ、クールベなど絵画に興味がない方でも耳にしたことがあるような画家の作品がたくさんありました。
常設でこれだけの作品がある美術館は、そうそうないような氣がします。
作品についての詳細はこちらです♪
上野の国立西洋美術館の常設もとても見ごたえがありました。
そこを思い出しました。
このような美術館が近くにあったら、定期的に通いたいですね。
でも、いつでも行けるとなったら案外行かないんですよね😅
わたしが本館にやって来てから、長い間わたし一人でした。
もちろん美術館の方を除いてですが。
皆さんが特別展を鑑賞しておられる時に、本館をとてもゆっくり鑑賞することが出来ました。
かなり時間をかけました。
一番時間をかけたのは、大本命のゴッホです。
ゴッホは1890年7月29日に37歳で亡くなりましたが、
こちらは1890年7月の作品です。
晩年中の晩年の作品となります。
絵画を鑑賞する時、限界まで近づいて観ます。
近づくことによって、タッチ(筆触)が良くわかります。
絵の具の盛り上がり具合等、確認できます。
実際に観ることでしか、わからないことがたくさんあります。
近くで観たり、離れて観たり
立って観たり、座って観たり
いろいろな観方で繰り返し鑑賞します。
さきほどの原爆ドームでもそうでしたが、
本物でしか感じられないことがたくさんあります。
ゴッホは亡くなっていますが、ゴッホが作品を描いた時の想いだったり感情は作品の中に生き続けているように思います。
それを感じるのです。
それは本物でしか感じられません。
本物は生きています。
命があります。
その命を感じるために、本物に会いに行きます。
長い時間をこの作品の鑑賞に費やし、ずっとその場にいられましたが、その後の予定があったので終わりにしました。
今回、こちらで「ドービニーの庭」を鑑賞でき、本当に良かったです。
ひろしま美術館の素晴らしさを知りましたので、また広島に行く機会があったら是非行きたいと思います。
ありがとうございました😊
島根 津和野・山口・広島 一人旅⑯に続く!
🚂島根 津和野・山口・広島 一人旅シリーズ🚂
<津和野編>
<山口編>
<広島編>